先日、お笑い芸人の小藪千豊さんが
「人は変わらない」と断言していた。
長い芸人人生の中で、生き方、考え方を指南して、
変わったやつを見たことないと言うのだ。
スリーフラッグスも創業10年目を終わろうとしていますが、
過去、数多くの社員やCMさんとの出会いがありましたが、
残念ながら組織の調和を乱してしまう人も少なからずおりました。
「周りの人の評判を落とし、自分の株をあげようとする人」
「遅刻癖が治らない人」
「噂話ばかりをして、仕事に身が入らなかった人」
「言葉に棘があり、周りをヒリヒリさせてしまう人」
「お金が全て!という悲しい価値観の為、思いやりの心を持てない人」
「自分の評価が下がることを恐れ、虚偽報告を繰り返す人」
等など。
小藪さんの言う通り、
何度注意しても変わらないまま、辞めていった人がほとんどというのが現実で、
「人は変わらない」と割り切ってしまう方が経営者としては、
悩まなくて良いのかもしれません。
では、何故、
成長する人(成長したように感じる人)が稀に存在するのでしょうか。
以下は、あくまで私個人の持論となりますが、
今しばらくお付き合いください。
以前の代表ブログにも記載したことがありますが、
人間の内面は表裏一体です。
リーダーシップと自己中心的
優しさと優柔不断
寛容と無責任
慎重さと臆病
成長したように見える人は、
表裏一体の「表」の部分が全面に出ているタイミングだと思うのです。
・充実感に満たされている
・明確な目標を持ち、日々、心が躍動している
・誰かのお役に立ちたいという清らかな心を持っている
このようなモチベーションの時は、
表裏一体の「表」が出ている状態になりやすく、
逆に、
・うまくいかない原因を環境や人のせいばかりにする
・目標を持てず、無気力になっている
・不平不満を抱え、周りの人にも同調を求める
等、このような生き方の人は、
「裏」の部分が出やすいのではないかと思っています。
結論、人間が生まれ持った根本的な性質というものは変わらないが、
モチベーションを高く維持できている人は、
自分が元々備わっている性質の良い(表)部分が出やすいということなのだと思っています。
このブログを読んで、
「面倒臭い説教してるわ」と感じてしまう人は、
残念ながら今は、裏が出やすいタイミングなのかも知れません。
組織で評価される為のテクニックを磨くことよりも、
表が全面に出るモチベーションを維持していくことを目指していきましょう!