※ミソフォニアとは
「音嫌悪症」「音過敏症」「音恐怖症」の事で、
まれに診断される医学的な障害である。
原因は神経学的だと思われ、
特定の音に対して否定的な感情が起こされる。
私は小さい頃から大きな音が苦手でした。
・強く閉めるドア音
・お皿やコップの割れる音
・踏切での電車の通り過ぎる音
・車のクラクション
・音響のハウリング音
大きい音に限らず、
一定のリズムにも過敏に反応してしまうから厄介なんです。
・時計の針
・革靴やヒールのカツカツ音
・ノック式ポールペンのカチカチ音
・ホテルの冷蔵庫
・水滴の落ちる音
・ヘッドフォンから微かに漏れる音
・納豆のかき混ぜる音
等。
数え上げたらきりがありません。
昔から電車が通過中の高架下に入れなかったり、
お化け屋敷内の大きな音に
過剰に反応してしまう自分に対し、
「みんなはなんで平気なんだろう」
とずっと感じていました。
大人になってからも
ハウリング音へのリアクションが大袈裟だと
揶揄された事もあったりと周りの人に
理解されない息苦しさを感じていました。
数ヶ月前、
「ミソフォニアって知ってる？」
と長女が声を掛けてくれました。
「音過敏症」の診断テストを勧められ、
やってみると、
何と「重度・極度の音過敏症」であることが判明。
そんな長女も同じ音過敏症だったと報告受けた時、
「遺伝だったらごめんね」という気持ちになりました。
でも、
今まで色々な音に対し不快に感じたり、
過剰に反応してしまうことを
共有できる相手がいなかった為、
様々なシュチュエーションで起こる音に対し、
「わかるぅ」と共有できる相手が見つかっただけでも
少し心が軽くなりました。
過去のブログにも紹介したことのある、
「HSP」を始め、
日常生活のあらゆる事に
過敏に反応してしまう自分ですが、
治すこともできないとなると、
この障害(個性？)とこれからも共存して
生きていかねばならない訳です。
何でもかんでも過敏に反応してしまうことで、
周りの人達には様々な形で
気を使わせてしまうこともあるかと思いますが、
これからも何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m
そして、
このブログで「私も音過敏症かも？」と感じた人は是非、
ミソフォニア診断をやってみてください。
自分を理解することで
少しだけ気持ちが軽くなることもありますから。
