今週は、「人間観察」について、
お話したいと思います。
私は小さい頃から無意識の内に
「人間観察」をしてしまう癖があり、
目の動き、表情、声、仕草などから、
その方の人間性チェックを脳が勝手に始めてしまいます。
実家(自営業)は、
1階が工場、2階が住居という環境だった為、
従業員の方と顔合わせする機会が非常に多かったのですが、
小学4年生くらいになると、
「あの人は良い人ではないと思う」
「あの人はいつか裏切る」
と親に忠告してしまうヤバい子供でした。
「お前に何がわかるんだ」
「そんなこと子供が言うもんじゃない」
と怒鳴られたことをよく覚えています。
しかし、その数年後には宣言通りの結果となり、
心の中で「当たってたじゃん」となることが本当に多かった。
歳を重ねるごとにその能力は錆びつき、
今では面接で人を見抜く精度は、
かなり落ちてしまいましたが、
ポイントとなるのは、
「初対面の方と顔を合わせた瞬間」に感じる違和感。
インスピレーション的なやつですね。
その何とも説明できない感覚が鈍ってきていることから、
今では初対面の相手を見抜くことなんて
不可能とさえ思っており、
「人間観察が得意」と公言してきた恥ずかしい過去を
消し去りたいくらいの気持ちでございます(笑)
これは余談ですが、たまに
「私、人間観察が得意なんです」
「人のこと、凄く見えるほうなんです」
と言ってくる人がいますが、
その人には声を大にして言いたい。
「あなたは見えてませんよ」と。
何故なら、「人の事をよく観察している」
「感性が鋭い」人は、
相手が「見える側の人」であることを感じ取れるので
「私、見えるほうなんです」とは、わざわざ言わないのです。
スリーフラッグスの社員の皆さんは、
クライアント商談、アルバイト面接、
CMさん管理など、相手の特性を把握し、
臨機応変に応対しなければならないことばかりです。
是非、「人間観察」に自信を持っていた人は、
今一度、自分の観察力に疑いを!
「人間観察」に興味がない人は、
これを機に少しだけでも興味を持ってもらいたい。
第1ステップは、「目」です。
・人と会話をする時、「真っ直ぐ目を見つめる」
・いつも「目がキラキラしている」
・笑っているけど、「目の奥が笑っていない」
・謝っているけど、「目に怒りの感情が残っている」
・やる気を口にするけど、「目が死んでいる」
・人と話す時、「瞬きが遅い」
etc…
「目は口ほどに物を言う」を実感できたら、
「人間観察」の大きな1歩かも知れませんね。