皆さんもNEWSなどでご存知かと思いますが、
全仏オープンでの「大坂なおみ選手」の
記者会見の拒否宣言からの棄権。
前回大会でも、劣勢に追い込まれた
フラストレーションからラケットを破壊したり、
記者会見では大人の対応とは言えない
不貞腐れた態度を取るなど、
観ていて気持ちの良いものではありませんでした。
私個人としては、敗戦した選手の記者会見には反対派。
大坂なおみ選手の
「敗戦後の会見場で落ち込んでいる人に
追い打ちをかける理由が理解できない」
との訴えを理解できる人も多いのではないでしょうか?
しかし、記者も当たり障りの無い質問をぶつけていたら、
社に戻ってから上司に怒られるでしょうし、
意地悪な質問の過剰反応を狙っている可能性だってあります。
そこまで想像することができれば、
「こんな質問しかできない記者は気の毒だなぁ」と
受け流すこともできたかも知れません。
テニス界の宝ともいうべき「大坂なおみ選手」には、
優秀なメンタルコーチがついていたはずなのに、
何故、もっとコントロールしてあげられなかったのか。
その後、大坂なおみ選手は長い間、
鬱(うつ)を患っていたことを発表しましたが、
これにより四大大会側も、
また、会見拒否に苦言を呈してきた
アスリートの方々も続々と手の平返し。
これを大坂なおみサイドの「大人の駆け引き」と
勘ぐってしまうのは、私の悪い癖ですが。。。
それはさて置き、職場においても、
社員やアルバイトに関わるトラブルは少なからずありますが、
片側に100%過失があるというパターンは稀であり、
どちらの言い分も一理あり。ということが多い。
要は話し合いで妥協点を見つけることが大事なのです。
その話し合いでもっと大事になってくるのが、
「ものの言い方、伝え方」
「言っていることは正論なんだが、上から目線で気分が悪い」
「なんで、あんな言われ方しなければならないのか?」
など、言い方、伝え方ひとつで
解決できるものもできなくなってしまうのです。
今回の大坂なおみ選手の件を反面教師と捉え、
何か解決したい事象が発生した場合は、
冷静に話し合う姿勢、相手を気遣う心、
丁寧な言葉遣いなどを意識しながら応対することが、
トラブル解決の1番近道かも知れません。
そして、もっともっと大事なことは、
「正論だが言い方が納得いかない」と言っている人達が、
言われないような自分へと成長することかも知れませんね。