皆さん、健康診断(人間ドッグ)はちゃんと受けてますか。
今週も家族の話で恐縮ではございますが、
診断結果を軽視していた為に、
とんでもない事態を招いた「姉」の
エピソードをお話させて頂きます。
ちなみに、姉からは「皆さんのお役に立てれば」と
今回のブログ掲載を気持ち良く了承頂いております。
姉は、
毎年「要 再検査」と診断結果が出ているにも関わらず、
自分の症状をネットで検索。
検索結果を見るに、
癌の可能性は10%以下という情報を
都合良く解釈し「再検査」を無視。
毎年の「要 再検査」という結果を
3年以上も放置しておりました。
昨年末、
診断結果が気になった旦那さんが問い詰め、
「要 再検査」を放置していた事実が発覚。
旦那さんの説得で、姉もようやく観念し、
病院にて精密検査することとなりました。
結果は、、、「大腸がん」ステージ2
その数週間後には入院。
先日、無事に手術も終えることができました。
普段から世話好きな姉は、
何でもかんでもやってあげてしまう為、
旦那さんも息子の「あっくん」も甘えん坊さん。
離れていた期間はたった10日間ではありましたが、
コロナ禍の中で、見舞いに行くこともできない上、
自分達で様々な準備をする生活が
初めてだった彼らにとっては、
とてつもなく長く感じた10日間だったように思います。
幸運にも私達と同じマンションに住んでいる為、
晩御飯は毎日一緒に食べ、
私があっくんと一緒にお風呂に入るなど、
コミュニケーションを多めに取るように
心掛けてはいましたが、
年長さん(保育園)のあっくんが
どこまで我慢できるか心配でなりませんでした。
しかし、あっくんは全く泣き言も言わず、
毎日明るく振舞っていました。
でも、
どことなく寂しそうなあっくんを喜ばせてあげようと、
病院の目の前にある広場にサプライズ訪問。
到着後、窓越しではありましたが、
無事に元気な姉の姿を見ることができました。
あっくんは、元気にジャンプして手を振ったり、
LINEで楽しくやり取りするなど、
一通りのコミュニケーションも取ることができました。
ある程度の時間が過ぎ、
「そろそろ帰ろうか」と声を掛けた瞬間、
さっきまで元気だったあっくんがうずくまって泣き出し、
その場を動こうとはしません。
木島家でご飯を食べてる時も、
お風呂に入っている時も、
リビングで遊んでいる時も、
1度も「寂しい」と泣き言を言わなかったあっくんが、
「お母さんと離れたくない」と泣いているのです。
我慢してたんだね、あっくん。
偉いね、あっくん。
お父さんが優しくハグし、
「あとちょっとでお母さん帰ってくるから、
今日はもう帰ろうね」と説得し、
やっとその場を離れることができました。
姉は先日、無事に退院してきましたが、
食事制限など含め、
以前のような日常生活ができるようになるまでは
3ヶ月以上の月日が必要とのこと。
身近で見ていますが、本当に大変そうです。
ブログを読んでくださっている皆さん、
今回のエピソードを決して無駄にすることなく、
毎年の健康診断をちゃんと受けること、
また、診断結果を軽視せず、
万が一に備えて、小さなことでも放置せず、潰していく。
貴方を愛する人達の為にも、まずは、自分を大切に!!
これを約束し合いましょう。