今、世界中の人達が、
新型コロナウイルスによる
様々な制限が掛けられた生活に疲れ果てています。
自分が感染するかも知れないという恐怖だけではなく、
自分が原因で大切な人の命を奪いかねないという恐怖、
また、迫り来る経済的な不安から解放される日は
本当に来るのでしょうか。
マスメディアは、視聴者の興味を引く為に、
1日の感染者数の過去最多、曜日での過去最多、
重傷者人数の過去最多など、
最多、最多で不安を煽るものばかり。
あらゆる形で国民の不安を煽りに煽っておいて、
今度は、オリンピック・パラリンピックは
開催するのかの議論。
耳を塞ぎたくなるのは私だけでしょうか。
アスリート側に立って考えれば、
「何が何でも開催してほしい」
という気持ちは理解できますし、
世界レベルのアスリートがそんなに長い期間、
ピークを維持できないこともわかっているつもりです。
しかし、今日の世界に目を向ければ、
まだまだ終息するどころか、
イギリス変異型ウイルスも含め、
全世界で1億超えの感染者となり、
拡大の一途を辿っています。
そんなリスクを抱えてまで、
オリ・パラ開催をするべきなんでしょうか。
国会中継を見ていると、
「開催は決定しており、
観客を入れるかどうかを春までに決める」
等、何がなんでも開催するという答弁に
疑念を抱かずにはいられません。
私個人としては、
大観衆の前で活躍するアスリートの姿を観たい
というのが正直な気持ちです。
話は変わりますが、こんな大変な中、
スリーフラッグスの為、家族を護る為、生活を護る為に、
不安を抱えながらも
出勤してくださる従業員の方々がたくさんおります。
本当にありがたいことです。
このスリーフラッグスで働く仲間を護る為にも、
政府・IOCには、大きな組織の顔色ばかりを見ていないで、
国民一人ひとりの「大切な人命」に
目を向けてほしいものです。