今年のコロナ禍により、
あらゆる企業がテレワークによる
働き方改革を進めております。
スリーフラッグスではどうかと申しますと、
多くの個人情報を取り扱う
コールセンターという業種から考え、
弊社でのテレワーク体制の実現は
難しいのではないかと考えております。
以前、在宅コールセンターを中心に
サービス展開している企業に在籍中は、
個人情報の漏洩リスクが理由でお断りされる企業も多く、
営業としては大変に苦労した経験もございます。
また、
在宅勤務のスタッフ(アウトバウンド・インバウンド)さんの
スキル管理、モチベーション管理、情報共有を
遠隔で行うことの難しさを痛いほど経験致しました。
それとは別に以前、外資系企業で営業をしていた時、
週1回のチームミーティング以外は、
毎日、直行直帰という環境下で
働いていた時期がありましたが、
その時代が私にとっての暗黒期でありました。
とにかく、一緒に働く仲間との接点が異常に少ない為、
張合いも面白味もないのです。
勿論、そんな環境下でも強靭なメンタル、
己をコントロールできるだけの
自制心で活躍される方も沢山います。
でも、私は苦手でした。
その日あった出来事を報告し合ったり、
たわいもない話で盛り上がったり、
今後の未来を語り合ったり。
対面コミュニケーションの必要性を
強く感じる機会となりました。
今、世の中的には、
「テレワークでも十分に運用できる」
と手応えを感じている企業も多いと思います。
しかし、何の工夫もなく、
テレワーク体制(非対面コミュニケーション)で
1年、2年と運用していった先には、
思いもよらない何らかの弊害が
待ち受けていると私は思います。
スリーフラッグスとしては、
テレワーク体制が不可である以上、
・ソーシャルディスタンスを確保しての架電環境
・うがい手洗いの励行
・アルコール除菌の徹底
・マスクの着用義務
など、やれることは全部やった上で、
通常運用していく以外に手立てがありません。
コロナ対策を万全にしているであろう
全国の大手コールセンターでも感染が多数、
確認されている状況を見ますと、
もう「運」「不運」の問題なのではないかとも思っています。
しかし、スリーフラッグスには高齢者スタッフも多い為、
「運」「不運」で済ませられない実情があります。
社員総出で知恵を絞れば、
まだまだできることもあるかと思います。
・架電、受電スタッフが極端に集中しないよう、
ソーシャルディスタンス体制が可能な人数にシフト調整する。
・シフト人数が多い日は
高齢者スタッフの出勤を控えてもらう。
・高齢者専用の離れた島を作り、架電してもらう。
etc.....
現場の社員におかれましては、一切の油断を排し、
働くスタッフの皆様が少しでも安心できる
環境作りをお願いいたします。
いつか、マスク生活から解放され、
一人ひとりの笑顔がちゃんと確認できる日は必ずきます。
「夜明けは必ず来る」
これを合言葉に、
明るく前向きに1日、1日を大事に過ごして参りましょう!