コールセンター代行会社では「小事が大事」
以前のブログでも少し触れましたが、
大きな事故を起こす前には必ず予兆(小さな火種)があります。
皆さんも大きなミスになるギリギリのラインで
回避できたご経験は少なからずあるかと思います。
今、東京・札幌・長崎の全拠点が連携して、
組織改革をしている最中ではございますが、
大きなミスにはなっていないが「気を付けるように」と
クライアントから注意されてることも多々あるかと思います。
ある本の中で、
「大きな事故といっても、その原因を形成している一つ一つの事柄は、一見、ささいに思えることである。だが、その小さなミスや小さな手抜きが、魔のつけ込む隙を与え、取り返しのつかない大事故を生むのだ。ゆえに、小事が大事なのである。」 とあります。
「あ~助かった」と安堵するだけで終わらせるのか、
この「小さな火種」を見逃さず、油断を排して
今後の対策を打っておくかで
大きな違いがうまれてくる訳です。
また、それと同じくらい大事になってくるのが、
ミスを起こした後です。
クライアント他、現場スタッフ等にも
迅速に現状報告をすることで
トラブルの規模を最小限に抑え込むこともできます。
逆にミスしたことを隠蔽しようとしたり、
誤魔化すことに時間を要したことで、
取り返しのつかない事態にまで発展してしまうことなど
多々あるのです。
ある本の一節に、
「人格は成功よりも失敗から学び、育まれる。失敗を恥じたり、自分が無力であると悩む必要はない。失敗を薪(たきぎ)にして自己を燃え上がらせていくことだ」 とあります。
人間誰しもミスはします。
ミスにより叱られることもあるでしょう。
そこで反省して前に進むのか、
原因を外に向け開き直るのかで、
その後の人生は180度変わってくるのではないでしょうか。
「千日の功名一時に亡ぶ」との格言があります。
千日もの間、努力に努力を重ね、手柄を立て、
名をあげたとしても、わずかな失敗から、
あっけなく身を滅ぼしてしまうことをいいます。
スリーフラッグスの皆さんが日々、努力していることを
知っているからこそ、ほんの僅かな油断が原因で、
積み重ねてきた「信用・信頼」を失墜してほしくありません。
「誰かがやってくれるだろう」から脱却し、
「一人ひとりが責任者」との自覚に立ち、
スリーフラッグスの組織力を存分に発揮し、
ミスを未然に防ぐ仕組み作り、
日々の確認事項のルーティン強化をしてまいりましょう!