努力の上に成り立つもの
社長ブログに私事ばかりで恐縮ではございますが、
先日、結婚記念日に次女三女(双子)から、
「手作りのメッセージカード」と
「お手伝い券 計30枚(1人15枚)」
の嬉しいサプライズがありました。
もう中学2年で反抗期を迎えていてもおかしくない年頃の
2人から心温まるサプライズに感動いたしました。
それにしても、1人当たり15枚とはかなりの大判振る舞い。
使わない手はないですよね。
お手伝いとは言ってもお願いすることも見当たらず、
娘と話し合い、1枚 マッサージ15分という
ルール設定をしました。
早速1枚、「お手伝い券お願いしまーーーす」
次女「へい、かしこまりました」
気持ちよく引き受けてくれ、
丁寧に15分のマッサージをしてくれました。
あ~、なんて幸せな時間\( ˆoˆ )/♡
翌日、
「お手伝い券お願いしまーーーす」
三女「はい、喜んでぇ!!」
こんな日々が4~5日続きました。
ある日、いつも置いてあるお手伝い券を取りに
私が動いた瞬間、娘2人がヒソヒソ。
耳を澄ますと、
「お願いだから今日はあんたがやって」
「やだよ、今日疲れてるから、あんたがやってよ」
マッサージを誰がやるかで揉めています。。。
私「おい、マッサージをなすりつけ合うんじゃないよ(苦笑)」
三女「こんな毎日、お手伝い券使う人いる?」
私「15枚もあったら毎日使うでしょ」
三女「だから言ったじゃん、15枚は多いって」
次女「たしかに。。。」
なんだか、サプライズの感動が薄れていく。。。
そんな2人に私から提案をしました。
「お手伝い券を先に目にした人が、必ずマッサージをしなければならないルールにしよう」と。
お手伝い券が罰ゲーム化していく虚しさもありましたが、
それが逆に面白くなってきた私。
リビングでテレビ鑑賞している娘2人に聞こえるように、
「さて、お手伝い券を取りにいこうかな」とつぶやくと、
すぐさま走って自室に逃げてく娘達。
娘の面白いボケに対し、賞賛の握手と見せかけての
手のひらにお手伝い券。
娘がトイレに入れば、足音を立てずにトイレに近づき、
ドアが開いたと同時に券をかざし、白目になる娘。
極めつけは、自分のTシャツにお手伝い券6枚(90分マッサージ)
を貼り付け、洗面台で歯磨きをしている娘2人と
一緒に歯磨きをはじめる私。
鏡越しで何気ない日常会話をしながらの歯磨きでしたが、
お手伝い券に気付いた瞬間、歯磨き粉を吹き出しながら
「もう勘弁してください」と。
このお手伝い券のおかげで、
2週間くらいは家族で楽しむことができました。
どんな小さなことでも、発想ひとつで
楽しいゲームやイベントになるものです。
仕事が忙しくなってくると、考え込んだり、悩んだり、
時には自分でもコントロールできないくらい、
落ち込むこともあるかも知れません。
そんな時は、家族や友達や職場の同僚と
楽しい時間を過ごせるよう「努力」をするのも
メンタルコントロールの1つなのかも知れません。
この「楽しさ」は「努力」の上に成り立つというのが、
私の持論です。
仕事もプライベートも
「常に楽しい」ということは有り得ないはずです。
生きていれば、「辛い」「苦しい」の連続であり、
そのスパイスがあるからこそ、
゛幸福感 ゛を感じる瞬間もあり、
人生が味わい深いものになっていくのではないでしょうか。
楽しいことを見つける。
面白くなるよう工夫する。
苦しくても笑顔を作る。
自然にできることがベストではありますが、
そんな余裕なんてありませんよね?
だからこそ、面白いことも、楽しいことも、
笑顔になることでさえ、自ら作り出していく
「努力」が必要なのではないでしょうか。
その「努力」は必ず我が身を助けるだけではなく、
周りの人にも幸せをお裾分けできるようになっていきます。
「幸せ」は待っているだけでは得られません。
自分で掴みにいくんです!!
みなさん、職場でもプライベートでも
楽しく過ごす努力していますか?
笑顔でいる努力をしていますか?