コールセンターオフィスでの理想は「心遣いの大渋滞」
スリーフラッグスの社員には、
常日頃から「心遣い」の大切さを伝えているつもりですが、
その「心遣い」ができる人は、組織にとっての潤滑油であり、
本当に大きな存在です。
例えば、常日頃から笑顔で誰にもフラットに接し、
皆が話し掛けやすい人がいます。
その人は、生まれつきの性格でそうなっている訳ではなく、
自分をしっかり自制(コントロール)して生きている人。
つまり、「心遣い」の人だと思うのです。
逆に、朝イチから機嫌が悪そうな人を
世間でもよく見かけますが、
その人は「心遣い」からかけ離れた人です。
本人は、「朝が苦手」「二日酔い」「寝不足」
「多忙による疲れ」などの言い分もあるかと思います。
しかし、その人は単純に相手の立場に立てない
「我儘(わがまま)」な人なのです。
他にも日頃からユーモアに溢れた人、
その人も「心遣い」の人。
「場を和ませるには?」
「少しでもリラックスしてもらいたい」など、
相手の事を思いやる気持ちから生まれてくるものだからです。
ユーモアセンスは生まれ持ったものがおおきく、
誰しもが意識すればできるものではありません。
そのユーモアに変わり誰でも実践できる「心遣い」は、
「優しい声掛け」です。
ソフトな話し方で「優しい声掛け」ができる人、
相手を思いやった言葉選びができる人は
「心遣い」の匠です。
逆に、「自分のことで精一杯」
「集中すると周りが見えない」などと
堂々と公言している人は自分に甘い人。
みんな自分の仕事に集中したいのです。
しかし、コールセンターのSVである以上、
CMさんのサポートをするのが第一優先。
この基本を絶対に忘れてはなりません。
喜劇王チャップリンは、
「わたしたちに必要なのは、機械ではなく、人間性です。頭のよさよりも親切と思いやりが必要なのです」と箴言されています。
仕事が早い、発想力が凄いなど、
出来て損することはありません。
しかし、スリーフラッグスの社員には、
それ以前に、周りの方々への「親切」と「思いやり」という
「心遣い」を常に供給できる人へと成長してもらいたい。
人生は「因果応報」です。
職場でもプライベートでも
「自己中心的」に生きた人の最後は
「孤独」が待っています。
逆に、「人の為」に生きた人は、
最後は人によって護られる「豊かな人生」となるでしょう。
職場の一人ひとりが相手を思いやり、
いつか「心遣い」の大渋滞を起こすような
企業になれたら素敵ですね。