コールセンターで働く君達へ
今回は長崎オフィス・東京オフィスのエピソードを
話したいと思います。
長崎オフィスの面接にきた彼女は23歳。
2つの高校を立て続けに中退。
なかなかパンチのある学歴だった。
週5のフルタイムで働きたいと申し出た彼女に、
「週5フルタイムなら、何故、正社員で応募して来なかったの?」
「中卒にはその権利がないと思いまして」
「弊社には中卒社員が2人いて、ともに素晴らしい活躍をしていて、絶対に辞めてもらっては困る存在に成長してるよ」
「それなら、挑戦したいです」
6月中はアルバイトとしてスタートし、
その際のやる気を見させてもらい、
7月から正社員に切り替えるかを決めることに。
面接の最後に、あなた(彼女)は運命に翻弄され
苦労している人生ではなく、
自ら呼び起こしているトラブル人生。
だからこそ、「これが人生のターニングポイントだと思って頑張ってほしい」と本人に伝えました。
そんな彼女でしたが勤務態度含め、
全てにおいてやる気を感じることはできず、
残念ながら、6月中の終了となったのです。
次は東京アルバイトのT君(社員希望)
面接しただけで大好きになってしまうくらいの癒しキャラ。
しかし、前職を辞めることになった理由には、
男として必要な「強さ」が感じられなかった。
だからこそ、今度こそ「強くなろう」と約束しての採用。
はじめに、アウトバウンドの現場を知って頂く為、
CMさんに混じって架電してもらいましたが
順調とは言えない状況が2日間。
2日目にT君から、
「私服を親と買いに行きたいから、翌日休ませてもらえませんか?」
親と。。。
暗雲が立ち込めてきましたよ( ̄▽ ̄;)
結局、その休みを最後に彼は現れませんでした。。。
面接をしたのは紛れもなく私であり、
研修に携わってくれた、
長崎、東京の社員に申し訳なく感じております。
長崎のアルバイトの女性、東京アルバイトのT君。
ともに、面接で「自分を変える」と決意し、
入社してきてくれたが、厳しい結果となった。
以前、読んだ本には、
「社会も企業も、常に変化、変化の連続です。その時に、自分の希望と違う職場だから仕事についていけないとか、やる気が起こらないというのは、わがままであり、惰弱です。敗北です。就職すれば、全く不得意な仕事をしなければならないこともある。いやな上司や先輩がいて、人間関係に悩み抜くこともあるかもしれない。しかし、仕事とは挑戦なんです。会社は、自分を鍛え、磨いてくれる、人間修行の場所となります」
とありました。
今回の2人のエピソードだけを読むと、
「最近の若い子は・・・」と一括りに考えてしまう方も
多いかと思いますが、若い方でも素晴らしい人格、
才能を持った人はたくさんいます。
既にスリーフラッグスの中にも。
そんな優秀な人材が、まだまだベンチャーの
小さな小さな企業であるスリーフラッグスを
選択してくれたことに感謝の心を忘れてはなりません。
゛社員が誇れる企業 ゛
に成長させることが、私が唯一できる恩返しの形だと
思っています。
これからも社員(契約社員)、
コミュニケーターさんの力を存分に借りながら、
実現に向けて邁進してまいります!!