
今回も懲りずに成果報酬アウトバウンドや
テレマーケティングとは関係ない内容で恐縮です。
人の本質は、ふとした瞬間に出てしまうもの。
そんな瞬間によく遭遇します。
○弊社の面接に来訪くださった方に、
私自身がエントランスで出迎え、
面接会場までご案内することがあります。
面接の方は、私が面接官と知らずに、
”良い子スイッチ” を入れず、
案内されるがままに愛想なく面接会場に。
私が改めて面接官としてご挨拶をさせて頂くと、
相手はビックリ。
急に笑顔を作り、声色を1トーン上げて話し始めます。
いやいや、もう遅い、遅い。
○コールセンターでのお仕事は相手に顔が見えません。
相手に見えていないからといって、
髪の毛を指でクルクル。
机の下で足を組む。
ペンを回す。
こういう方には、弊社では一度注意して
改善が見られなければお引き取り願いますが、
こんな方々は獲得件数も少なく、
やはりクレームも多いのです。
不誠実な電話応対は不思議と見えなくても
相手に伝わるものですね。
○中途採用の社員が大失態を犯し、
会議室に呼び出しました。
彼は丁重に詫びているつもりですが、
背もたれに寄り掛かっています。
口先だけの謝罪では伝わらないですよね。
心から反省してほしかった。
○社長や上司のメール(LINEなど)には
レスポンスが早く、部下にはレスポンスは遅い。
人に優劣をつけて仕事をする人は、
好きじゃないなぁ。
○上司や身内(同僚)には心配りを
惜しみなくしているが、
掃除をしてくださるスタッフさんや
配送業者さん等には、素っ気ない態度や横柄な態度。
そういうところを見る人は見ています。
どんな方にも謙虚でありたいものです。
○営業マンが知らない番号からの着信に対し、
愛想なく応対。
そのお電話が大事なお取引先とわかった瞬間、
低姿勢な応対に早変わり。
営業マンたるもの、いつ、どんな方から
電話が入ってくるかわからない訳ですから、
どの電話にも爽やかに誠実に応対すれば
良いだけだと思うのですが。
誠実で謙虚な営業マン、
なかなか出会えないのが現実ですね。
○自分からは話しかけもせず、
自分に関係ない話には一切反応もしない。
世の中には苦手なコミュニケーションを
克服しようと努力している人はたくさんいます。
「人見知り」や「寡黙」と周りに宣言することで、
自分に逃げ道を作る生き方より、
不器用でも下手くそでも一生懸命に
コミュニケーションを取ろうと努力している人を
私は応援したい。
このように、ふとした瞬間に人の見たくない本質が
見えてしまうことが多々あります。
逆にふとした時に、愛情に満ち溢れた振る舞いを
目の当たりにすることもあります。
標題にもあったように、人はふとした時に
その人の本質が出てしまうものです。
しかしながら、誰かに見られているから
気をつけるのではなく、誰が見ていようがいまいが、
常に謙虚で誠実でありたいものです。