今回は長崎で面接にお越し頂いた中で、
よりすぐりの方々をご紹介したいと思います。
最初にご紹介するのは
50代の品の良い綺麗なお顔達の女性。
日除けの為か、つばの大きい帽子を被って
登場しました。
椅子にお座り頂くよう促せば、
帽子を脱がれるかと思いきや、
帽子を被ったまま面接がスタート。
申し訳ないとは思いつつ
面接する気が失せてしまった私は、
第一声「何かご質問はありますか」と
お尋ねすると、4問、5問と質問攻め。
すると、「そちらのなんでしたっけ、
スリーなんちゃらさんからの説明はないんですか」
なんと、面接を受けてる先である弊社を
スリー"なんちゃら" と言い放ったのです。
「申し訳ありませんが、帽子を被ったままの方と
面接をする気にはなれません」と申し上げました。
すると、
「帽子だけで判断するんですか?」
慌てて帽子を脱ぐのかと思いきや、
逆ギレです。
私は驚きながらも、
「帽子だけで判断するんです!!」
川平慈英より強めの「するんです」
と言い放ち、面接は終了となりました。
次は、今まで面接した中で1番と言ってもいい
インパクトを残した方のエピソードです。
19歳の彼が面接会場に入ってきたときの
第一印象は "バカ殿" でした。
その白さというのは、色白の白さではなく、
不自然な白さが際立っているのです。
もしかしたら、何かの薬を塗られているのかと思い、
その話題には触れずに面接はスタート。
履歴書の志望動機に、声には自信があるので
コールセンターをやってみようと思いました。
と記載されているので、
「声に自信があるんですか?」
すると、さっきまで会話していた声とは
明らかに違う、低く太い声で
「声ですか?」
「声を急に変えるんじゃないよ(笑)」
そんなこともあり、
どんな内容を話していても、
その顔の白さが気になり、話が全然入ってきません。
どう見ても薬か何かを塗らなければならない
お顔には見えない為、
勇気を持って確認をいたしました。
「顔が白いように感じますが、それは?」
彼は言いづらそうに、
「実は先日、眉毛を整える為に剃っていたら、
失敗をして、おじゃる丸のような眉毛になってしまい、
日焼け止めを塗って顔を白くすれば、
眉毛に目がいかないかと思いまして」
いやいやいや、
おじゃる丸眉毛の100倍、
白い顔が目立ってますからーーー!!
彼には本当に申し訳ないのですが、
私は今までかなりの人と面接してきましたが、
初めて、本当に初めて、大爆笑をしてしまいました。
「逆に白い顔が目立ってるよ、
お願いだから笑わせないで」
そんなこんなで彼は採用となりました。
歳を重ねても常識を身に付けることが
できなかったご婦人、
若くして天然の匂いがプンプンする男の子。
世の中には本当に色々な人がいるものだと
改めて実感いたしました。
まだまだ長崎では面白い出会いがありそうです(^-^)