今回は、弊社のSVであるO社員と
コミュニケーターさんのエピソードをご紹介。
弊社のアウトバウンド案件は、光通信系や不動産、
お墓の案内、太陽光発電など、
1日に1-2件の訪問アポイントを取るような
難しい案件は取り扱っておらず、
通信販売系の比較的難易度が低い案件を
取り扱っております。
簡単な案件だからといって、
最初からバンバン取れる人はあまりいない訳ですが、
テレマーケティングや営業代行の世界には
天職ともいうべきエース級の活躍を
初日からする人が稀にいます。
そんなエース級の活躍を予感させる
1人のコミュニケーターがいました。
コミュニケーション能力も高く、
ソフトで柔らかな話し方で期待値も高く、
研修、ロープレもスムーズに終わり、
実架電がスタート。
直ぐに結果が出ると思っていましたが
意外や意外の大苦戦。
初日なんと0件。
2日目
手厚くフォローするも0件。
3日目
コミュニケーターの顔もかなり曇り、
気持ちの糸が切れかかっていた。
もうギブアップ寸前。。。
そして、0件
アウトバウンドコールセンターの難しいところは、
人柄が良くても、努力家でも、覚醒しないまま
終了してしまうこともごく稀にあります。
成果報酬型アウトバウンドのコールセンターにとって、
獲得できなければ売上0円という現実。
また、ご紹介して頂いた代理店様、弊社を信じて
お取引することを決断して頂いたクライアント様に、
他社コールセンターと同じような獲得結果を
ご報告する訳にはいきません。
そのような状況を鑑みて、
そろそろ厳しい決断を下した方が良いのでは。
とOさんに促したところ、
「もう少し時間をください。光が見えてきそうです。」
と。
「光が見えてきてます。ではなく、まだ見えてないんかい！」
と言いたい気持ちをグッと堪える私。
取れないコミュニケーターさんに、
どんなアドバイスをしてるか盗み聞きしてみると、
「辛いね。苦しいね。」
と一緒に涙ぐんで激励していたのです。
そして、5日目。
なんと、念願の初受注。
コミュニケーター本人は泣いて大喜び、
スーパーバイザーも手を握り、一緒に泣き笑い。
そのコミュニケーターさんは、
見事に壁を乗り越えて、
勿論、今ではエース級の大活躍！
共に泣き、共に笑う。
苦しい5日間、
ギブアップしなかったコミュニケーターさん。
諦めずに寄り添い、信じ続けたスーパーバイザーのＯさん。
グッと堪えた私。
あっぱれ！！
