今回は、人それぞれのストロングポイントと
ウィークポイントは表裏一体という
お話をしたいと思います。
私が偉そうに語るまでもなく、
「そんなこと知ってるよ」という方も
たくさんおられるのではないでしょうか。
最近になり、スリーフラッグス社員1人ひとりの
強みと弱みを分析していると、
まさに表裏一体と感じる部分が多いことに
驚かされます。
1人の社員は、とにかく真面目で指示したことを
忠実に守る男です。
期日も守るので安心して仕事を投げることができます。
ですが、真面目さ故、周りにもそのクオリティを求め、
周りが同じようにできないことに
腹を立ててしまいます。
プレイヤーとして、真面目にコツコツと業務を
確実にやるときは武器になるが、
人の上に立った時、”ハンドルのあそび” の部分が
なければ、部下は息が詰まってしまいます。
また、柔軟性に富んだ発想がなかなか出せず、
守りを固める事ばかり考えてしまうのです。
真面目 ⇄ 柔軟性に乏しい となる訳です。
真面目さにハンドルのあそび(気持ちの余裕)が
備われば無敵なんですけどね。
また、ある社員は ”心根が優しい” 人です。
めちゃくちゃ優しい人なんです。
優しくて、温かくて、それはもう絶大な信頼感を
社内でも勝ち取っています。
悪く聞こえるかも知れませんが、人は、
厳しい人よりも優しい人に寄っていきます。
例え、厳しさの中に深い愛情があっても、
わかりやすい優しい人に寄っていきます。
優しくて穏やかな人がフロア内にいることで、
和やかな空気感が生まれ、
コールセンターとしてはありがたい人財です。
しかしながら、社員やコミュニケーターが
違う方向に向かっている際に、
叱るのが苦手だったり、今、決めなきゃならない
重要な決断の時に優柔不断さが露出します。
優しさ ⇄ 優柔不断 となる訳です。
また、ある社員は、
ムードメーカー的な存在です。
その子がフロアにいるだけで、
パッと明るくなります。
花で例えると、桜のような存在です。
その子の特徴は、とにかく業務を
効率的にする方法はないかと常に考えています。
その子が携わった業務は、
どんどん効率的な方向に進んでいきます。
これも会社としては、非常にありがたいことです。
しかし、時に効率良く進めたいが故に、
白黒をすぐに決めたがったり、
うまく進まない案件に対し、
我慢強く向き合うことが苦手なんです。
効率化 ⇄ せっかち となる訳です。
次週に続く