先日、
カンブリア宮殿で森永製菓が特集されていました。
森永製菓といえば、
キャラメル、チョコボール、チョコモナカジャンボ等、
誰もが目にしたことのある菓子を
世に送り出してきた日本を代表する老舗菓子メーカー。
創業120年を超えても尚、
成長を続けられる要因は、
社員たちの「開発精神」にあり。
という番組内容の中、
社長 太田栄二郎氏の言葉に
森永製菓が勝ち続ける理由を見つけた気がしました。
「20勝10敗」か「10勝0敗」だったら、
「20勝10敗」を取る。
今やってることが来年通用しない時代(流れが早い)に
なったからこそ、ナレッジ(経験)は多い方が良い。
とのこと。
0敗の方が、
「マーケティング力」や「開発力」を誇示できると
私は考えてしまうが、
太田社長は後々に「経験値がものを言う」と言い切る。
10敗分の開発費用はいくらなのか？
と聞いてみたくなりますが、
それができるのも大手企業だからこその強みですね。
弊社は、
まだまだ規模感も小さいコールセンターであり、
莫大な開発費を掛けて、
新規プロジェクトを立ち上げるようなことはありませんが、
日常業務での経験値を活かし、
まだまだ改善できることはたくさんあるはずです。
毎日、毎月の業務に慣れてきてしまうと、
非効率とわかっていても、
ルーティンワークを変えることに
抵抗を感じるのが人間というものです。
しかし、その非効率な業務の積み重ねが
人手不足や無駄な残業を生んでいるのが現実です。
是非、日々のルーティンワークにおいて、
目標(作業時間の短縮・作業工程の見直しなど)を自らに課し、
一つひとつ達成していく楽しさを見出しながら、
未来に繋げる為の価値ある経験値を
積んでいってくれたら嬉しいです。
最後に、先日読んだ本の中から一節。
「何かをめざして進む時には、必ず「壁」が生じる。
そこからが、正念場であるといえよう。
それは、自分自身との戦いとなる。
「あきらめ」「妥協」といった、
わが心に巣くう弱さを打ち砕き、
前へ、前へと進んでいってこそ、
新たな状況が開かれるのだ。
勝者とは、自らを制する人の異名である」
スリーフラッグスで働く皆さんが自らを制し、
「勝者」となることを切に願う！
