皆さん、社会人のストレス要因の第1位、
おわかりですよね?
そうです。
「職場の人間関係」です。
私が拝見したInstagramの方曰く、
その改善策が3つあるというのです。
・1つ目
「仲良くなることより仕事のしやすさ」を重視する。
人間関係がうまくいかないことが普通であり、
悪くて当たり前な人間関係を
「よくしよう」と思うからストレスになる。
・2つ目
「相手に対するネガティブな捉え方を変える」
1度ネガティブな感情を持ってしまうと、
ネガティブな捉え方しかできなくなり、
負のループに陥る。
相手が嫌い(苦手)なら、長所を見つける努力をする。
・3つ目
「自分を嫌う人がいて当たり前」と知る。
相手が自分を嫌っていると感じても、
そう深刻に落ち込む必要はなし。
「全員に好かれることは不可能」なのだから。
上記のような考え方の自己啓発本、
よく見かけますが、
綺麗事に感じてしまうのは私だけでしょうか?
・「仕事のしやすさ」
・「相手の長所を見つける」
・「嫌う人がいて当たり前」
こんな事はわかっています。
わかってても我慢できないくらいの相手がいるから皆、
悩んでいると私は強く申し上げたい。
私も以前、職場に「とてつもなく苦手な人」がいました。
・朝マックを手に朝礼を遅刻
・コンタクトを落としたと半休
・懇親会翌日に「牡蠣にあたった」と全休
※ちなみに、その懇親会のメニューに牡蠣はなし(笑)
・部下に指示した業務で、大トラブルが発生。
「自分は指示していない、部下が勝手にやったことだ」
と逃げ口上
この人、コールセンターのセンター長でした。。。
その当時、営業責任者だった私は、
新規案件を回すには現場の許可が必要であり、
センター長を味方に付けないと中々、
受け入れてもらえないことが悩みでした。
クライアントの期待に応えたいの1点のみで自分を押し殺し、
自分から飲みに誘ったり、話し合いの場を積極的に作ったり、
トラブルが起きても、全ては自分の責任と火の粉を被ったり、
できる限りの努力をしました。
それでもセンター長は何も変わらなかった。
それが現実でした。
勿論、長い社会人経験の中で、
何かがきっかけで大きく成長した人も見てきましたが、
その殆どは、20代~30代前半の若い世代であり、
歳を重ねた人ほど、
自分を見つめ直すことから目を背ける傾向にあります。
私が考える「職場の人間関係」の重要ポイントは、
相性が悪いだけなのか、
それとも、クライアントや同僚に害を及ぼす存在なのかです。
相性が悪いだけで、
相手も自分も仕事には一生懸命なら、
割り切ったドライな付き合い方で乗り切るしかありません。
どうしても耐えられないなら、
自分が会社を立ち去れば良いのです。
しかし、
相手の方が様々なトラブルを引き起こす要因であり、
周りのモチベーションを著しく低下させる存在であるならば、
徹底的に戦うべきであり、
上司や会社を巻き込んで
問題提起していくべきだと私は考えます。
自分が正義との確信があるならば、
立場や環境に流されることなく、
勇気を持って声をあげることが大事です。
それが、職場の同僚、後輩達を護るだけではなく、
クライアントを護ることにも繋がるのですから!!