私が1年の中で1番嫌いな季節は「梅雨」。
何よりも低気圧に弱く、
普段から薬が手放せない程の頭痛持ちなのですが、
この時期はすこぶる体調が悪くなるのです。
先週も、朝起きた瞬間から頭が割れる程の痛みで、
座薬を2回入れても治らず、辛い1日となりました。
座薬を入れて、
少し寝ることができれば楽になるのはわかっているのですが、
とにかく頭が割れる程に痛いので、
寝ることもままならず、
妻に「寝付くまでマッサージをしてほしい」
とお願いしました。
「手当て」とはよくいったもので、
人の手の温もりがあると、
少しだけ痛みが和らぐような感覚になり、
段々と眠くなってきます。
寝息を立てたタイミングを見計らい、
妻がリビングに移動しようとするのですが、
その小さな物音で私は起きてしまいます。
私「まだ寝てないよ」
妻「寝息立ててたよ」
私「もう少しだけお願い」
妻「もう、仕事忙しいのに!!」
このやり取り、実は4~5回続き、
最後は私の必死の訴えも妻には届きませんでした。
私の妻は良くも悪くも「病人」だからと特別扱いはせず、
普段と変わらない対応なのです。
思い返せば、出会った頃から妻は普通ではなかった。
初デートの際、
私がドキドキしながら手を繋いだにも関わらず、
妻は「手、短いですね」と堂々と言い放ったのです。
信じられます?( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
私が40度近い熱を出して寝込んでいた時、
付けてるマスクに油性マジックでヒゲを描きまくり、
おでこの冷えピタには、キン肉マンの「肉」を書き、
写メを取って、大笑いしていた時は、
さすがに「この人と結婚してよかったのだろうか?」
と真剣に考えたくらいです(苦笑)
他にも、焼肉屋さんに行った時、
知らず知らずのうちに
メニュー表をお尻で踏んずけていた妻に、
店員さんが「メニュー表、宜しいですか?」と声を掛けられ、
腰を上げた瞬間、「プ~」。
普通の人なら知らぬフリをするところ、
顔を真っ赤にして笑ってしまうのです。
ついでに去年の話になりますが、
私達家族と私の母親でドッグランに行き、
楽しい時間を過ごしていたその時、
急に「なんか、クサイ」と母親が言うので、
周りを見渡すと、
妻が恥ずかしそうに「すみません」と笑って謝るのです。
予期せぬ出来事とはいえ、
義理の母親の前で「おなら」をしてしまうこと、
また、それをしっかりと風上に立ち、
風に乗せてしまうところが
「持ってるな」と感心してしまいます。
今では、
皆で集まる度に話題にのぼる
大笑いエピソードとなっています。
本当はもっともっと紹介したいエピソードが満載なんですが、
今回はこのへんでやめておきます。
私は神経質で小さなことでも気になる性格の為、
いつも自然体でフラットな妻に
何気なく助けられてると感謝しています。
このブログを書くことを了承するだけでなく、
挿絵の提供までしてくれる器のデカさは本当に素晴らしい。
私も妻のように器のデカい、芯の強い人になりたいものです。