先週、コールセンター最大手の1社である
゛りらいあコミュニケーションズ株式会社 ゛の起こした
「録音データ改ざん」のニュースは、
業界内で知らない人はいないでしょう。
同じコールセンター業界の中で起きた「録音データ改ざん」が
今後、同業者にどれだけの影響を及ぼすか。
弊社でもクライアントから数多くの録音データの
開示を求められ、快諾してきました。
勿論、改ざんなどは考えたこともありません。
その録音データが ゛改ざん可能 ゛と認識されたことで、
「この録音は改ざんしていないだろうか?」と
今後、あらぬ疑いを掛けられる訳です。
誠実に運用してきた全国のコールセンターが
どれだけの迷惑を被るかと考えると
腹が立って仕方がありません。
お取引というのは、「信頼関係」で成り立っています。
今回のりらいあコミュニケーションズの改ざんは、
ミスを隠す為のものではなく、利益を得る為の虚偽報告です。
だからこそ、タチが悪いのです。
即刻、コールセンター業界から
撤退してもらいたいくらいです。
そんな弊社でも先週、悲しい出来事がございました。
長崎オフィスの女子トイレでの喫煙事件です。
1階に喫煙所を設けているにも関わらず、
トイレ内で電子タバコを吸っていたのです。
直ぐに犯人を探し出し、本人同意の上、
即日で退職して頂きました。
「厳しい対応」と思われるかも知れませんが、
自分の行動がきっかけで、どれだけの人にあらぬ疑いが
掛けられるかを想像できない人が、
今後、良い仕事ができるとは到底思えません。
もし、今回の件に対し、甘いジャッジをすれば
風紀はすぐに乱れ、センター内には悪い空気が淀み、
少しづつ、少しづつ、組織が蝕まれていくのです。
りらいあコミュニケーションズも
「僅かな誤魔化し、小さな隠蔽ならバレないだろう」
というところから始まったはずです。
その積み重ねが組織や人を麻痺させ、
善悪の判断ができなくなっていくのです。
本当に怖いことです。
弊社はどこまでいっても、お取引先からお仕事を提供して
頂いていることへの感謝の心を忘れずに、
「スリーフラッグスに任せていれば安心だ」
と言って頂けるよう、
トラブルの元となる小さな火種を見逃さず、
徹底的に厳しく取り締まり、
クリーンな環境を維持してまいります。