今回は、テレマーケティング(アウトバウンド)企業や
営業代行会社でも力を入れている
社員教育についてのお話です。
スリーフラッグスでも多分に漏れなく
社員教育を随時行なっておりますが、
弊社の研修内容は、業務内容に特化したものではなく、
「仕事に取り組む姿勢」や
「相手側に立った視点、考え方」
に焦点を当てて研修を行っております。
社員一人ひとりの反応は様々で、
ポカーンとしている人や
逆に考えすぎて顔が曇ってしまう人もいます。
また、研修内容に共感してくれ
キラキラした目にみるみる変化していく人もいます。
最終的には、ポカーンとしている人にも
丁寧に伝えることで、研修後にやるべきことを共有し、
日常業務に戻っていく訳ですが、
時が経つにつれ、社員一人ひとりに差が出てくるのが
見て取れます。
具体的には、相手を思いやる心が
徐々に薄れていってしまう人と
高い意識を持続できる人に分かれていくのです。
最初は皆、同じスタートラインに立っていたはずなのに、
徐々に置いていかれる人と
颯爽と走り抜けていく人には、
どんな違いがあるのか。
明確な答えは私にもわかりませんが、
私なりに感じることは、
大なり小なり "明確な目標"
を持っているかどうかが要因ではないかと。
目標なき人は、目の前の業務に
アップアップしているか、
慣れてきた頃には惰性で業務をこなしはじめます。
目標ある人は、"いつまでに何をやる"
"いつまでに○○な自分になる" というように
具体的なミッションを自分に掲げ、
逆算して今やるべきことを明確に理解している。
目標に対し "凄まじい努力" をしている人には
不思議と求心力が生まれ、
周囲に大きな影響力を与えます。
そして、常に目標達成に向け努力(苦労)している人は
自分一人では何も成し遂げられないことを知っており、
周囲の一人ひとり(相手)を大切にする
心が生まれてきます。
いやいや、世の中にはドライな人や企業でも
急成長している事例がたくさんあるじゃないか。
と思う方も多いかと思います。
しかしながら、お取引先様、下請け業者さん、
自社の従業員など、様々な人の支えがあって
企業が成り立っていることを忘れた、
IT企業や通販会社の行く末が
どんな結末を迎えているかは
存知の事実ではないでしょうか。
まあ、世の中そうであってほしいと願っている
私がいるのが正直なところですが(笑)
スリーフラッグスは、飛ぶ鳥を落とす勢いはない
地味な企業かも知れませんが、
お取引先の企業様をはじめ、
業務に関わるスタッフさんへの感謝の心を忘れず、
常に "相手側に立った考え方" で目の前のハードルを
一つずつ丁寧に乗り越えていきたいと思います。
社員の皆さん、"相手を思いやる心" という
スリーフラッグスの原点を忘れてはなりませぬぞ!!